Loading...
Web Bot Auth(署名付きエージェント)(WBA)
台頭しつつある IETF ドラフト標準(Cloudflare と Google)で、RFC 9421 の HTTP Message Signatures を用いて、エージェントがウェブサイトに対して自らの身元を暗号的に証明できるようにする。エージェントは各送信リクエストを Ed25519 鍵で署名し、公開鍵を /.well-known/http-message-signatures-directory に JWKS 鍵ディレクトリとして公開し、Signature-Agent ヘッダーでそれを指し示す。オリジンはそのディレクトリを取得して署名を検証し、当該トラフィックを許可・拒否・レート制限・課金のいずれにするかを判断する。これは壊れやすい IP レンジや User-Agent の許可リストを置き換えるものであり、Cloudflare の Signed Agents はこれをエッジで製品化している。authenticated-delegation とは異なる。あちらはユーザーからエージェントへの権限を証明するのに対し、Web Bot Auth はその逆で、エージェントがウェブサイトに対して自らの出所を証明する。
In 30 seconds
- What
- エージェントが各HTTPリクエストをEd25519で暗号署名し、公開鍵を /.well-known/http-message-signatures-directory で公開する。オリジン側は署名を検証し、トラフィックを許可、拒否、レート制限、あるいは課金の対象とする。
- When to use
- オリジン側が正規のエージェントとスクレイパーを見分け、偽装可能なIPレンジやUser-Agentヘッダーではなく、検証済みのエージェント識別に基づいてアクセス階層を割り当てたいとき。
- Watch out
- 鍵のローテーションと有効期限ウィンドウの管理は運用上の負担になる。署名検証の設定を誤ると、正確に実装されていない限りリプレイ攻撃や署名偽造の余地を残してしまう。
Loading technique guide…